令和4年度の広島支部総会を7月2日(土)、広島市東区京橋町の広島グランドインテリジェントホテルで開いた。令和元年6月の開催以来3年ぶりの開催にもかかわらず、初出席の若手同窓生ら31人が出席。久しぶりに会場に校歌や逍遥歌が流れる中で、同窓の絆をつなぎ合った。
参加者が並んで記念写真
依然くすぶり続けるコロナ感染の中での開催とあって異例ずくめの総会となった。総会恒例の講演会、催事などの記念行事は割愛し、同窓会本部、近隣支部への招待も取りやめ、恒例の総会懇親会もケーキとコーヒーの茶話会形式での簡素な懇親の「宴」となった。
総会では、福島一之副支部長の開会のことばに続き、令和元年度から令和3年度までに亡くなられた同窓の仲間に黙とうを捧げた、続いて、校歌1番と5番を流し、全員が心の中で斉唱した。総会は大東亮子事務局長の司会で、令和3年度の活動報告、令和4年度の活動方針などについて審議した。最後に支部役員の改選を行い、3月の支部役員会で了承された支部長の交代について報告があり、出席者が承認。沖田康尚支部長に代わって、新しく藤井英昭支部長体制がスタートした。
令和3年度活動報告で、沖田支部長は広島県でもコロナ過が続き、定例の集いである「三水会」も会場閉鎖で開催の休止が続き、総会や恒例の催事であった「絵画鑑賞とワインの会」、「プロ野球観戦」などが開催でできず、わずか福山支部との親善ゴルフ大会のみが開催できたことを報告。「催事の開催がコロナ禍の感染で中止となり、同窓生との絆の糸が途切れることが気がかりだった」と振り返った。令和4年度の活動方針では、「今秋以降を目標に恒例催事の開催や女性の会・野の花会や若者の会・広島夜嵐会などを開催し、令和4年度を広島支部活動リ・スタートの年にしたい。一人でも多くの同窓生の皆さんの参加を切望したい」と締めくくった。
最後に支部長交代の議題が審議された。沖田支部長から、次期支部長に藤井英昭さん(昭和52年・法学部政治学科卒)の就任が報告され、出席者全員が拍手で承認した。藤井新支部長は大学時代の想い出を振り返りながら、「同窓会活動の中で、大学時代と同じように同窓の皆さんと楽しい思いが共有できるように支部活動を活発化、支部会員の皆さんと一緒に懇親、絆を深めたい。ご協力をお願いします」と就任の挨拶を行った。
沖田前支部長は退任あいさつで「2013年6月に矢吹恭久支部長の後を継いで9年。皆さんのご協力で同窓生が気軽に参加できる催事を企画、実行しました。温かいご支援とご理解で、活動の活性化が緒に就いたと感じています。女性の会の再発足、若者の会の立ち上げ等、私なりに支部活動の基礎作りは出来たかなと思っています。藤井新支部長のもと、広島支部がさらに発展することを祈念し、これまでの同窓生のご協力に感謝します」と9年の支部長時代を振りかえった。
記念写真の撮影の後、会場をこの字型に机の配列を変え、ケーキとコーヒーの茶話会形式での懇親の会に移った。出席者全員が大学時代の想い出や近況報告を一分間スピーチで話した。最後に幸本裕行副支部長が今後の同窓会活動の活性化を誓って締めくくり、逍遥歌を口ずさんで閉会した。
(写真 茶話会形式で近況を報告する出席者)