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2018年度広島支部総会

北九州市立大学同窓会広島支部総会が6月16日(土)、広島市南区京橋町の広島グランドインテリジェントホテルで開かれた。今回の総会は広島支部で初めて会合を開いた昭和33年12月以来、60年を迎える「還暦総会」になることから支部をあげて同窓生の参加をお願いした活動が奏功。若手から女性まで幅広い世代の同窓生55人が参加、本部や近隣支部を含めると60人を超す、盛大な総会となった。

参加者全員の集合写真

総会あいさつで、沖田康尚支部長(昭和40年、米英)が、「昭和33年12月に同窓会本部の働き掛けで、広島の地に就職した先輩たちが、連絡を取り合って同窓の絆を深めようと参集して以来60年。地道な活動を繰り返しながら、今日の支部を築いてこられた。その労苦に、改めて感謝するとともに、さらなる支部活動の発展を約束したい。広島支部は平成26年7月に女性の会「野の花会」、昨年11月には若者の会「広島夜嵐会」をスタートさせ、幅広い世代が集う同窓会になりました。今後は若手の会、女性の会員が気軽に参加できる柔軟な組織にして、広島支部を全国有数の地方支部になるよう、同窓生が一丸となって支部活動を活性化していくことを決意し、61年目のスタートを切りたい」と述べた。

福島一之副支部長((昭和56年、法律)の司会で開会。今回の総会案内でわかった物故同窓生の冥福を祈って黙とう。野中清孝幹事(昭和62年、法律)のリードで全員が起立して校歌を斉唱した。

続いて、幸本裕行幹事(昭和56年、経済)の司会で、平成29年度支部活動報告、決算案、平成30年度の活動方針、予算案、さらに役員体制を審議し、いずれも原案通り承認された。新役員では、昨年末に発足した若者の会「広島夜嵐会」事務局長の山下翔幹事(平成20年、法律)、西森玉美幹事(平成24年、人間関係)の2人が支部役員(幹事)に就任。長年、幹事を務められた新長保彦さんが役員を退かれた。

議事の審議の後 出席された来賓の善正善同窓会会長、松尾太加志・北九州市立大学学長、同窓会組織対策の山邊由紀子幹事、同窓会第68年総会実行委員会の宮崎幸一委員長、近隣支部の開原算彦福山支部長、中山雅晴岡山県支部長、総会記念講演の横光克彦衆議院議員が紹介された。

来賓を代表して善会長は「同窓会の課題はいかに若い会員や女性会員の同窓会活動に目を向けてもらうか。このまま同窓会の高齢化が進んでいくと、将来が危ぶまれる。今、本部が注力しているのは現役学生会員の目を同窓会に向けるか、である。それが公募型学生支援事業。学生の自主的活動へのチャレンジを支援するもので、現在その企画を公募している。こうした支援活動を通じて、学生と同窓会の距離を縮め、同窓会への興味を示してもらい、卒業後の同窓会活動への参加につながるものと期待しています。広島地区からの母校への入学生は年々増え、今春は90人だった。福岡県について第2位の多さで、広島県と北九大の結びつきは強まっている。広島支部が若い力で卒業後の学生の受け皿になっていただきたい」とあいさつ。松尾太加志学長も「支部発足60年おめでとうございます。2017年野全国大学の地域貢献度総合ランキングで、北九州市立大学は第5位、公立大学では第1位でした。非常に誇りに思っています。就職率も全国平均を上回り、文学部地域創生群、国際環境学部は100%でした。同窓会からはいろいろなご支援をいただき感謝しています。同窓会は一番心強いサポーター。引き続き力強くご支援をいただきたい」と祝辞を述べた。

総会記念講演に立った横光克彦衆議院議員(昭和41年、米英)は俳優の世界から国会議員という政治の世界に入った半生を、ユーモアを織り交ぜながら振り返り、最後に2つの命を比較。「宿命は変わらないが、運命は自らの決断で切り開くもの」と結んだ。

講演する横光衆議院議員

懇親会では、元支部長の西信明さん(昭和33年、商科)が、支部結成時の苦労話を披露。

懇親会で挨拶する西元支部長

続く乾杯の音頭は同じく元支部長の三浦賢彬さん(昭和36年、商科)が発声した。

懇親会で乾杯する三浦元支部長

続く懇親の夕べは若者の会「広島夜嵐会」が企画・進行した。岡田大志幹事(平成19年・法律)が司会を務め、携帯電話を使って景品をゲットするゲームをして会場を盛り上げた。景品獲得者は一言あいさつし、北九大の思い出や現況など紹介した。最後に全員が肩を組んで輪を作って、野中幹事の音頭で逍遥歌を合唱して、来年の再会を約束して散会した。

(沖田康尚)

最後に全員が肩を組んで輪になって逍遥歌を合唱